当院の感染対策
　インフェクションコントロール

バキュクレーブ31B+

ヨーロッパ規格「クラスB」条件をクリアした滅菌器

真空と蒸気の注入を繰り返すことで、エアタービン(歯を削る道具)などのハンドピースの中空パイプ内の残留空気を抜き、また、蒸気を細部まで行き渡らせることで滅菌を行います。

メラクイック12+

ヨーロッパ規格「クラスS」条件をクリアした滅菌器

患者さまごとに滅菌されて器具を使うためには、効率的に短時間で滅菌できることが求められます。この装置はハンドピースなど長さ20cm以内の器具を約20分で滅菌を行います。当院では2台設置しております。

イオジェルク

全自動酸化エチレンオキサイドガス滅菌器

高圧蒸気滅菌では溶けてしまうプラスチック製品や型取り後の石膏模型、ビニール製のコード類などに対し約19時間をかけて低温(約60℃)にて滅菌を行います。高圧蒸気滅菌には適さない高温やサビに弱い器具の滅菌を可能にします。

使用には資格(特定化学物質等作業主任者)が必要です。

メラサーム10

ウォッシャーディスインフェクター(医療用洗浄器)

90℃以上の熱水による高水準消毒、確実な乾燥工程により使用済み器具類を滅菌作業前に清潔な状態に保つことができます。

これにより滅菌作業に関わるスタッフの感染予防に加え、さらに患者さまへの徹底した院内感染対策に繋げることができます。

医療材料については極力、ディスポーザブル製品（使い捨て製品）を採用し、すべての患者さまに新しいものを使用しています。

当院では治療中に生じるエアロゾルを最大限、飛散させないようにそれらを吸い込む吸引システムにも配慮しています。歯科医院の心臓部ともいえる機械室には最高スペックの吸引システムを設置しています。また、院内の空気についても空調業者さんにお願いし、換気量が十分か計測済みです。